Faculty & Labs

Department of Environment and Sustainability, School of Environment and Sustainability

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Laboratories 環境分子イメージング学研究室

教員

教授
矢野 義明
専門分野
生体膜の生物物理化学

細胞の内と外を隔てている「細胞膜」を研究対象としています。膜の中には多くの種類のタンパク質が埋め込まれており、薬物の受容体などとして機能しているとともに、膜を構成する脂質の種類も非常に多いです(1種類の細胞でも数百種類の脂質を含むと言われています)。
特に、特定の脂質やタンパク質が集合してドメインを形成する現象に興味を持ち、生体膜の機能との関連を明らかにしたいという動機で、顕微鏡での蛍光イメージング等で細胞膜の詳細を観察する手段を開発しています。「見ることは信じること」という言葉があります。皆さんもご自身で撮影して「見えた〜」を体感してみてください!

専門分野 生体膜の生物物理化学
最終学歴 京都大学大学院薬学研究科創薬科学専攻 博士後期課程修了
学位 博士(薬学)(京都大学)
所属学会 日本ペプチド学会、日本薬学会、アメリカ生物物理学会、日本生物物理学会
出身高校 大阪府立大手前高等学校
主な受賞 H17年1月 日本薬学会近畿支部奨励賞
H22年3月 フィジカルファーマフォーラム2010若手研究者奨励賞
H26年10月 日本ペプチド学会奨励賞
研究テーマ 生体膜における生命と環境の分子コミュニケーション
担当科目 環境共生学入門、基礎実験(物理)、環境エネルギー概論、 環境イメージング技術、機器分析学、社会連携プロジェクト、ラボローテーション実習、卒業研究・活動
その他 H16年11月 薬剤師免許(第389461号)
R5年度 科学研究費 審査第三部会第47020⼩委員会Ⅰ[薬系分析および物理化学関連]

研究室

細胞の内と外を隔てている「細胞膜」は、脂質やタンパク質で構成されていますが、「かたさ」の異なる不均一なドメインに分かれていると考えられています。本研究室では、細胞膜や人工膜を使って、ドメインを観察しやすいモデル膜を作成し、脂質やタンパク質の局在や機能を可視化することで、膜ドメインの性質や機能、環境中の物質との相互作用を明らかにしていくことを目指しています。

細胞膜の脂質ドメインは…

  • 生体機能に重要。老化・疾病とも関連
  • 小さく、不安定な構造(簡単に観察できない)
  • 生体機能の調節メカニズムには未知の部分も多い

…と考えられています。

生体膜の分子は流動性があるとともに、相分離してドメインを形成します。

このようなドメインを主に蛍光法で可視化し、植物由来の化合物(ファイトケミカル)の添加などによる変化を調査します。脂質ドメイン構造を制御できる物質の探索や、脂質ドメインによるタンパク質機能の調節機構の解明などをテーマとして卒業研究を行います。

研究テーマの例
「ファイトケミカルが細胞膜脂質ドメイン構造に与える影響」
「可視光による生細胞脂質ドメイン構造の可逆的制御法の開発」
「脂質ドメインを介したファイトケミカルによる炎症性シグナル調節機構の解明」
「活性化インスリン様成長因子受容体の脂質ドメイン局在」

実験手法:蛍光顕微鏡観察と画像解析、細胞培養、吸収スペクトル測定など。

動画サイト

研究紹介動画